タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
もっとI×SHE Tell 彩楓&芳乃
ミニアフターストーリー  
HOOKSOFT(HOOK)   3 時間前後  
                                       
シナリオ    グラフィック   音楽    キャラクター   総合点数    個人的評価  
B(22/30)    B+(15/20)   B(14/20)   B(22/30)   B(73)     
 
初めに(前書き)

このレビューは I×SHE Tell のファンディスクとなっています。
そのため、I×SHE Tell(以降本編と表記)をプレイ済みの方向けの
内容となっています。一応本編の ネタバレ は今回のレビュー
では書いていませんが、本編未プレイだと意味が分からなくなる
場合がありますので、そちらはご了承ください。

総評

彩楓と芳乃が好きで、2 人と主人公のイチャイチャが見たい人
には極めて 良質 なファンディスクだったと言えます。しかし
本編での魅力の 1 つとも言えるヒロイン同士やサブキャラクター
との掛け合い。そしてヒロイン視点での視点変更の上手さなどの
本編で私が評価していた部分がほとんどなくなっています。この
辺りをどう評価するかで、このゲームの評価が変わってくると
思います。私はそこまで評価していないので、個人的評価は高く
ないですが、ファンディスクとしては酷評するほどの出来では
なかったと思います。後は攻略対象キャラクターが彩楓と芳乃
だけなんで、そこも評価が分かれる部分ですね。

あらすじとプレイについて

特に書くほどの内容はないです。本編のエンディングやエピローグ
後のイチャラブを中心に描写しています。
 
総プレイ時間は 3 時間前後です。共通ルートはなく最初に
ヒロインの彩楓か芳乃を選択して個別ルートに入る形です。
総プレイ時間に関してはHシーンの読むスピードで多少前後
すると思います。Hシーン以外は 30 分前後と考えて下さい。
攻略順についてはご自由にどうぞ。彩楓からでも芳乃からでも
特に問題はないと思います。

シナリオ

彩楓と芳乃。どちらも本編終了後から始まり、彩楓は彼女が学園を
卒業するまで、芳乃は主に最終学年になる前後を描写していますが
基本的にはイチャイチャしていただけですね。…身も蓋もない
言い方なのは理解していますが、これ以上適切な表現が考えられ
ないです。中身がないと言われかねないですし、実際はその通り
なのですが、本編である程度彼女たちの問題を解決しているので
新たな問題とか新展開とかそういう方向にシナリオを進ませずに
終始イチャラブを徹底した作り方はファンディスクとして個人的
には正しい方向だと思います。こういった取りがファンディスクで
求められる イチャラブ だと個人的には思いますし、その描写に
関しては満足出来る内容でした。ただ、やっぱり本編で登場した
サブキャラクターやヒロイン達が主人公と結ばれたヒロインに
色々と絡む事で生まれる会話も本編のシナリオでの面白さの 1 つ
だと思いますので、その辺りを考慮して最終的にはこの評価に
落ち着きました。

グラフィック

本編とそこまで変わらないので割愛してもいいですが、一応
彩楓と芳乃の個別ルートクリア後の一枚絵。特に彩楓の方は
個人的に出来が良くて彩楓らしさが出てきた一枚絵なので結構
好きで印象に残っていますね。

音楽

音楽の評価を一段下げていますが、これは新しいオープニング曲も
なければ、エンディング曲もなく、BGMも使いまわしだった事が
主な理由なんで、そこが気にならないなら人なら本編と同様の
評価で問題ないはずです。

キャラクター

恐ろしい程に主人公と彩楓か芳乃以外は登場していませんでした。
総評でも書きましたが、本編での魅力の 1 つはサブキャラクター
まで含めた登場人物同士の 会話のやり取り だと私は考えて
いるのでここは減点ポイントです。特に本編の彩楓の個別ルートで
結構重要な立ち回りをした萌楓や主人公の妹の青葉。更に本編の
彩楓と芳乃以外のヒロインの出番がほぼありません。それでも
減点が点数上 1 点だけなのはそれほどに彩楓と芳乃が 可愛かった
からです。主人公が上手く彼女たちを振り回しながらも要所で
見せる イチャラブ はかなりの高レベルだったと思います。私は
本編では一応香純が一番好きだったんですが、そんな私でも十分
楽しめたんで、本編で彼女たちが好きだった人にはたまらないと
思いますね。

Hシーン

彩楓か芳乃が 3 回づつ回想シーンに収録されています。本編と
同様のシーン数もそうですが、衣装に水着と裸エプロンを加えて
甘いバージョンと激しいバージョンの 2 つのパターンを用意して
います。まあ、主な違いが文章ぐらいなんで、そこまで別物になる
感じはないですが。それでも本編と同程度に近い数と質を用意して
いました。ここは評価してもいいと思います。

最後に一言

由依と香純と栞織の 3 人入りが発売されるなら値段が本作の
1.5 倍までなら買ってもいいと思える内容ではありました。


 
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